「トメライ」による楽描楽音等の創作記録。個人的な考察や作品の感想とかも書くよ。
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「ヒックとドラゴン」と「ボルト」の感想です。ネタバレ含みます。読みたい方は広告下の「つづきはこちら」からどうぞ。
自分にしては(?)ちょっと長文。読解力ないくせに半分評論っぽい上から目線ですが悪しからず。
絵は、ドラゴン練習も兼ねて描いたから、あんまりいいポーズじゃないのを選んでそれを見ながら。かわいさもあんまりかわいくない。
自分にしては(?)ちょっと長文。読解力ないくせに半分評論っぽい上から目線ですが悪しからず。
絵は、ドラゴン練習も兼ねて描いたから、あんまりいいポーズじゃないのを選んでそれを見ながら。かわいさもあんまりかわいくない。
ヒックとドラゴン:
リアルでした。もう最近の3D映画にリアルだっていう感想は言う迄もないですよね。だから具体的に言うと、表情がすごいよかった。特に目。目の描込み(?)が半端無い。
トゥースかわいかった。実はテレビの予告編観た時かわいすぎて逆に抵抗あったのだ。でもちゃんと凶暴だった。殺気切れ目普通にこえーよ。
人 間もドラゴンもキャラデザすばらしい。タフ・ラフ兄妹とか。特に「モンスター・ナイトメア」ってドラゴンに惚れた。描いてみたけど失敗したので捨てまし た。ちゃんと描きたかったけどそのための資料は映画の一時停止スクショが1番いいんだろうけど、DVDだとスクショしても映らない仕組みになってるので諦 めた。DVD返却間近だったし。
王道なストーリー。それは悪いことじゃないけど。ドラゴン側の事情をもっと膨らませてほしかった。ラスボスみたいな超巨大なドラゴンが王みたいな地位に立っているのだが、そいつが弱かった。頑張ればナイトフューリー1・2体で勝てるんじゃね?ってくらい。だからソイツ一体に、幾千といるであろうドラゴン達が揃いも揃って支配されてる意味がわからなかった。ドラゴンはソイツ一体の為に村を執拗に襲ってた訳だ。だからそのへん語ると、ストーリーにもっと深みが出たんじゃないかなと思います。あと終始気になってたのは子供達がなぜかみんな緊張感無さすぎ。順応性高すぎ。余 裕すら感じる。ピンチな時にもだ。その所為もあってやはりラスボスドラゴンとの戦闘シーンは熱くなれなかった。あとは、登場人物の数に問題はないのだけれど、大人の女性キャラが居なかった。それだけで、登場人物少ないと感じてしまうものだ。なんかモブにおばさんバイキングはいたんだけど。それだけでふつうに個性的だったのになぜモブっていう。あとどうでもいいことだけどドラゴン弱点多すぎw しかも全種類共通。あとラストシーン、トゥースが家の中をピョンピョン飛び跳ねるシーン。気のせいじゃないと思う。トゥースがめっちゃ小さくなってた。これは仕方ないとはちょっと違うぞ。びっくりした。
ていうかツタヤ、なぜ子供コーナーにだけこの映画ズラァって置いてあった? 子供用だから?大人も充分楽しめるだろ。ファンタジーコーナーに無いから困ったじゃないか。そこにはいろんなドラゴ ン映画があったっていうのに。1番みたかったドラゴン映画だったってのに。めっちゃ探しちゃったじゃないか。子供コーナーも普段から見てるからよかったものの…。
ボルト:
いい作品っていうのは映画に限らず、キレ(早い話インパクトとかわかりやすさ)があるものだと思うんです。そして映画で1番大事なのは何よりもキレだと思うのです。それで、 ディズニーはどれもいつもキレを大切にしてるなーって思うのですが、この映画にはキレが無かった。ストーリーも決して美しくない。大まかだけどトイストーリーと被ってる。ボルトはバズっぽいし(まあある程度のキャラダブりは良しとするけど)。
”ドラマと現実のギャップ”っていう題材をもっと面白い観点から描けたはず(”絵本と現実”題材は「魔法にかけられて」(…この映画も微妙だった))。ていうかそこを掘り下げるべき。自分は無理だけどディズニーなら出来た筈だ。トイストが1・2・3共に「一回離れてなんとか再開」モノをやってるのにこれもあえてソレとか意味がわからない。
なにより1番残念だったのは、何故、いろんなキャラ同士との絡みがなかったのか、ということ。みんなキャラが立たないで終ってしまった。人間もケモノもポッと出なのに、いいキャラはいっぱいいた。猫好きな自分的にはドクター・キャリコの黒猫(名前が無いとか悲しい)とミトンズ(ボルトがドクター・キャリコの黒猫だと勘違いしていた(勘違いする理由がわからない))の絡みがみたかった。ていうか猫好きじゃなくても見たいよ。キャリコのオン/オフも見たかったなあ。逆に 悪役のうぜえマネージャーはやたら出番多いし。ペニーの母もあんまりかわいくないし口数少ないから途中までマネージャー寄りのひとかと思ったよ。
ここまで他キャラを薄めてるってことは、するとこれは3匹旅映画だったのか?でもそれはそれで心情の変化とか描けてない。例えばライノは「スーパーヒーロー・ボルト」が旅を続けるにつれ、”いぬ”になっていく のを見てどう思ったのか、どう行動を共にしたのか、ほとんど「カット」されている。この辺りもマイナスだ。これによりセリフとかはシナリオの為の理屈っぽくなるばかりで心の暖かみが出せてなかった。ていうかライノ、お前、飼い主のとこから脱走してんじゃねえか!
てか保健所、ボルトの首輪見たら一発でボルトってわかるだろ。だってボルトって書いてるんだもん。首輪とれるシーンがなぜか未公開シーンになってたし。首輪とれた方が何かと良かっただろうに。
良かった点はハトの動き。そしてミトンズの容姿。自分的に1番の見所ですね。まあ猫だし。猫好きだし。ミトンズがこの映画の救いでした。でも性格にやはりキレがない。っていうか一回くらいキレろよ。ネコらしくシャーってやれよ。散々理不尽な言いがかりつけられてなんかひたすら耐えてる感があったけど。 犬(ボルト)より犬に詳しいし。犬(ボルト)をしつけてるし。ミトンズは犬とかつて一緒に飼われてたのかな。
リアル寄りの3Dなのにカートゥーン調の表現が斬新だったとは思ったけど、同時に不自然でもありました。でもそれはあえて狙ってたんだなというのが後半わかりました。わからなかったら、ホントなんでこれ3Dにしちゃったの?ってなる。むしろわかってても2D(アニメ)で観たかった。たぶん中途半端だったのでしょう。ボルトの子犬っぽいデザインもリアル寄りなのも相まって不自然。
景観コンセプトは「印象派な油彩風」だったらしいけど、正直、よくわからなかった。たぶん中途半端だったのでしょう。「光を変えることで街ごと(の雰囲気)に違いを出している」って言ってたけど、そんなのわかるわけないです。それだけじゃ、ね。ていうか当たり前のことなんじゃ?いっそのこと”画風”ごと変えてく方がよかったのでは?
ロープ(リード)の動きどうやってんだ?って思ってたので案の定、1番の難関はロープの動きだったそう。ロープ専用のモーフィングプログラムを作ったそうだ。
キャラ自体には充分可能性があるので2に期待したいとこだが、ペニー家に3匹仲良く暮らしましたっていうあの終り方だと無いっぽいなあ。ペニー役者辞めちゃったし。
リアルでした。もう最近の3D映画にリアルだっていう感想は言う迄もないですよね。だから具体的に言うと、表情がすごいよかった。特に目。目の描込み(?)が半端無い。
トゥースかわいかった。実はテレビの予告編観た時かわいすぎて逆に抵抗あったのだ。でもちゃんと凶暴だった。殺気切れ目普通にこえーよ。
人 間もドラゴンもキャラデザすばらしい。タフ・ラフ兄妹とか。特に「モンスター・ナイトメア」ってドラゴンに惚れた。描いてみたけど失敗したので捨てまし た。ちゃんと描きたかったけどそのための資料は映画の一時停止スクショが1番いいんだろうけど、DVDだとスクショしても映らない仕組みになってるので諦 めた。DVD返却間近だったし。
王道なストーリー。それは悪いことじゃないけど。ドラゴン側の事情をもっと膨らませてほしかった。ラスボスみたいな超巨大なドラゴンが王みたいな地位に立っているのだが、そいつが弱かった。頑張ればナイトフューリー1・2体で勝てるんじゃね?ってくらい。だからソイツ一体に、幾千といるであろうドラゴン達が揃いも揃って支配されてる意味がわからなかった。ドラゴンはソイツ一体の為に村を執拗に襲ってた訳だ。だからそのへん語ると、ストーリーにもっと深みが出たんじゃないかなと思います。あと終始気になってたのは子供達がなぜかみんな緊張感無さすぎ。順応性高すぎ。余 裕すら感じる。ピンチな時にもだ。その所為もあってやはりラスボスドラゴンとの戦闘シーンは熱くなれなかった。あとは、登場人物の数に問題はないのだけれど、大人の女性キャラが居なかった。それだけで、登場人物少ないと感じてしまうものだ。なんかモブにおばさんバイキングはいたんだけど。それだけでふつうに個性的だったのになぜモブっていう。あとどうでもいいことだけどドラゴン弱点多すぎw しかも全種類共通。あとラストシーン、トゥースが家の中をピョンピョン飛び跳ねるシーン。気のせいじゃないと思う。トゥースがめっちゃ小さくなってた。これは仕方ないとはちょっと違うぞ。びっくりした。
ていうかツタヤ、なぜ子供コーナーにだけこの映画ズラァって置いてあった? 子供用だから?大人も充分楽しめるだろ。ファンタジーコーナーに無いから困ったじゃないか。そこにはいろんなドラゴ ン映画があったっていうのに。1番みたかったドラゴン映画だったってのに。めっちゃ探しちゃったじゃないか。子供コーナーも普段から見てるからよかったものの…。
ボルト:
いい作品っていうのは映画に限らず、キレ(早い話インパクトとかわかりやすさ)があるものだと思うんです。そして映画で1番大事なのは何よりもキレだと思うのです。それで、 ディズニーはどれもいつもキレを大切にしてるなーって思うのですが、この映画にはキレが無かった。ストーリーも決して美しくない。大まかだけどトイストーリーと被ってる。ボルトはバズっぽいし(まあある程度のキャラダブりは良しとするけど)。
”ドラマと現実のギャップ”っていう題材をもっと面白い観点から描けたはず(”絵本と現実”題材は「魔法にかけられて」(…この映画も微妙だった))。ていうかそこを掘り下げるべき。自分は無理だけどディズニーなら出来た筈だ。トイストが1・2・3共に「一回離れてなんとか再開」モノをやってるのにこれもあえてソレとか意味がわからない。
なにより1番残念だったのは、何故、いろんなキャラ同士との絡みがなかったのか、ということ。みんなキャラが立たないで終ってしまった。人間もケモノもポッと出なのに、いいキャラはいっぱいいた。猫好きな自分的にはドクター・キャリコの黒猫(名前が無いとか悲しい)とミトンズ(ボルトがドクター・キャリコの黒猫だと勘違いしていた(勘違いする理由がわからない))の絡みがみたかった。ていうか猫好きじゃなくても見たいよ。キャリコのオン/オフも見たかったなあ。逆に 悪役のうぜえマネージャーはやたら出番多いし。ペニーの母もあんまりかわいくないし口数少ないから途中までマネージャー寄りのひとかと思ったよ。
ここまで他キャラを薄めてるってことは、するとこれは3匹旅映画だったのか?でもそれはそれで心情の変化とか描けてない。例えばライノは「スーパーヒーロー・ボルト」が旅を続けるにつれ、”いぬ”になっていく のを見てどう思ったのか、どう行動を共にしたのか、ほとんど「カット」されている。この辺りもマイナスだ。これによりセリフとかはシナリオの為の理屈っぽくなるばかりで心の暖かみが出せてなかった。ていうかライノ、お前、飼い主のとこから脱走してんじゃねえか!
てか保健所、ボルトの首輪見たら一発でボルトってわかるだろ。だってボルトって書いてるんだもん。首輪とれるシーンがなぜか未公開シーンになってたし。首輪とれた方が何かと良かっただろうに。
良かった点はハトの動き。そしてミトンズの容姿。自分的に1番の見所ですね。まあ猫だし。猫好きだし。ミトンズがこの映画の救いでした。でも性格にやはりキレがない。っていうか一回くらいキレろよ。ネコらしくシャーってやれよ。散々理不尽な言いがかりつけられてなんかひたすら耐えてる感があったけど。 犬(ボルト)より犬に詳しいし。犬(ボルト)をしつけてるし。ミトンズは犬とかつて一緒に飼われてたのかな。
リアル寄りの3Dなのにカートゥーン調の表現が斬新だったとは思ったけど、同時に不自然でもありました。でもそれはあえて狙ってたんだなというのが後半わかりました。わからなかったら、ホントなんでこれ3Dにしちゃったの?ってなる。むしろわかってても2D(アニメ)で観たかった。たぶん中途半端だったのでしょう。ボルトの子犬っぽいデザインもリアル寄りなのも相まって不自然。
景観コンセプトは「印象派な油彩風」だったらしいけど、正直、よくわからなかった。たぶん中途半端だったのでしょう。「光を変えることで街ごと(の雰囲気)に違いを出している」って言ってたけど、そんなのわかるわけないです。それだけじゃ、ね。ていうか当たり前のことなんじゃ?いっそのこと”画風”ごと変えてく方がよかったのでは?
ロープ(リード)の動きどうやってんだ?って思ってたので案の定、1番の難関はロープの動きだったそう。ロープ専用のモーフィングプログラムを作ったそうだ。
キャラ自体には充分可能性があるので2に期待したいとこだが、ペニー家に3匹仲良く暮らしましたっていうあの終り方だと無いっぽいなあ。ペニー役者辞めちゃったし。
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